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2022.01.03(月)  奥村 和正

裸足のすすめ

裸足のすすめ

こんにちは!
トレーナーの奥村です。

本日は子供から大人まで注目していただきたい「裸足」について書いていきたいと思います。
調べてみると裸足についての研究はたくさんされていて、体にとてもいい影響がある事が分かっています。
そんな「裸足」がなぜ体に良いのか具体的にいくつかトピックをご紹介します。

土踏まずの形成

まず一つ目のメリットとしては土踏まずのアーチを形成するのに裸足はいい影響を及ぼすよ、という点です。

足のアーチには二つの大きな働きがあると言われています。
一つは体重がかかった時の衝撃をやわらげるクッションの働きと、もう一つは歩く時の「あおり」とよばれる踵から足の親指までのローリングに必要なバネの作用です。

幼稚園児を対象に行った研究では、一方のグループは裸足やぞうりで、もう一方のグループは靴を履いて生活をした結果、半年後には、裸足やぞうりで生活をしたグループの方がアーチの形成率が高かったとの事です。
この研究結果からも、裸足は足のアーチ形成に大きな影響を及ぼしていると考えられます。

では、足のアーチがあると何故いいのか?正直偏平足(足のアーチがない、もしくは少ない状態)でも問題なくね?と感じるかもしれません。

足の指が使えるようになる

足のアーチがある事でのメリット一つ目は「足の指が使えるようになる」です。
ただし、正確には反対で、裸足で生活する事で、足の指を使う感覚が芽生え、その結果足の裏の筋肉が発達し、足のアーチ形成に繋がるようです。

4歳の幼児6000名を対象に行われた裸足の研究では、足のアーチが形成されている子供は、足の指で地面を捕まえ体を安定させる能力が向上し、片足連続跳び(ケンケン)での姿勢保持能力が偏平足の子供に比べて高かったという結果も報告されています。

怪我が減る可能性がある

はだし教育を実践しているいくつかの教育機関によって、怪我の減少が報告されています。
これは裸足になる事で、ものを踏まないように、片付けなど気を配る注意力の向上も一つ原因としてありますが、上に書いたような体の身のこなしが良くなる事による転倒の減少の影響も大きいと考えられています。
裸足になる事で、足の裏にちりばめられた無数のセンサーの働きが活性化し、足指の機能と相まって体の使い方が上手くなるようです。確かに最近転ぶ子供が増えているという事もよく耳にする所です。

ここまで見てきても特に子供にとっては裸足で生活する事はかなり大きなメリットがありそうですね!

免疫力の向上の可能性

最後におまけとして、裸足で生活する事で風邪を引きにくくなるのでは?という研究もされています。
実際に宮崎市で61名の小学一年生に実施した研究結果としては、裸足で生活した子供は8カ月の間に 7.23 日、靴で生活した子供は16.0 日風邪をひいたという報告が出ていて、裸足によって寒冷適性が起こっている可能性が示唆される結果となっています!

うーん、裸足ってすごいですね!!

という事で今回は裸足のメリットについて考察してきましたがいかがでしたでしょうか!?
是非お子様をお持ちの方は、お家では裸足で過ごさせてみるのも良いかもしれません!

今日からさっそく私も自宅では裸足で過ごしてみようと思います♪

この記事を書いたトレーナー
奥村 和正

奥村 和正

小学校から中学高校を通し様々な運動を経験するが、特に部活動ではレギュラーに定着出来なかったりと運動に対し次第に挫折感やコンプレックスを覚えるようになる。 大学に入りスキーにのめり込み、就職をせずにスキー選手の道を志し、競技と本気で向き合う中でフィジカル・メンタルトレーニングや食事の重要性に 気づく。また自身もプロのトレーナーのパーソナルトレーニングを受ける中で、何故今まで自分が出来なかったのかという気づきを得ることに楽しみを感じるようになり、徐々に指導者を志すようになる。   子供時代に運動が「できない」という経験が、自分に自信がもてない等様々な事に影響を及ぼした自身の経験を元に、子供を中心とした運動指導を志す。   現在はスキー競技を離れ、都内スポーツ教室やスキーのレッスンにて指導現場に立つ。総合的な運動、水泳等、様々な指導を経験する。 またいわゆる「運動神経の悪い」子供や障害を持つ子供に対しての指導法に関しても学んでいる。 NESTAキッズコーディネーショントレーニング スキー指導員 「一人一人の現状や目線に寄り添い、できた!という成功体験に導けるよう楽しく指導していきます!」

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