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2021.06.24(木)  奥村 和正

公園で子供の運動神経UP?

公園で子供の運動神経UP?

こんにちは!
キッズトレーナーKAZです。

今回は公園で運動神経UP!というテーマで、子供の運動神経を育ててくれるおススメ遊具をご紹介します!

これらの遊具で遊ぶ事で、様々な運動能力や基礎動作が養われます。
子供にとっては外で遊ぶこと自体が様々な動作獲得のための経験の場であると言えます。

おススメ①ジャングルジム

まず一つ目はジャングルジムです!

正直言ってこれが一番おススメ!!というくらいおススメです。

それではどんなところがお勧めなのかいくつか項目を挙げて行きます。

①引く力が付く

体育の技の上級編NO1とも言うべき「逆上がり」
これをクリアするには【引く力】がとても大切になります。

しかし体育の授業で行うマットや、跳び箱などはほとんどが【押す】動作です。
生活上の動作でも押す動作の方が引く動作より多いため、引く力が弱く逆上がりが出来ない子供がとても多いです。

そんな引く動作を養うのにジャングルジムはもってこい!!バーを掴んで引っ張る事で、体を持ち上げられるので、常に補助がある状態で懸垂をしているような形になります。

②バランス能力UP

2つ目はバランス能力の向上が見込める点です。というのも、ジャングルジムは手足を正確にバーの上を移動する事が求められます。人間の体には固有受容器といってセンサーみたいなものがあるのですが、ジャングルジムはこのセンサーの働きを活発にしてくれます。

このセンサーの機能が高まると、バランスが良くなったり、体をイメージ通りに動かせるようにもなるのです。

おススメ②ブランコ

次にご紹介するのはみんな大好きブランコです!このブランコもとても色んな運動能力を養う事が出来ます。

①体幹の安定性や握力等上半身の筋力UP

まずはこちら。ブランコは揺れが大きくなるとその両端では、慣性が体に働きます。そのため、体が吹き飛ばされないように体を安定させたり、ブランコをしっかりと握る握力なども養われます。

②リズム感覚

ブランコを上手に揺らすには、ブランコの揺れに合わせて、体重移動をしたり、体を揺らしたりしないといけません。ですのでブランコの動きにタイミングを合わせたりリズムを合わせる能力が必要とされます。

このリズム能力は真似っこ能力とも言われ、動作を理解するうえでとても大事な要素となります。
目で見た情報を形だけでなく、時間的なものでも捉える事により、力感などの質も伴ってくる事からだと思われます。

そんなとっても大事な能力であるリズム能力を養えちゃうのがこのブランコなんですね!公園の遊具、侮れませんね。。

おススメ③シーソー

最後は誰もが子供のころに遊んだことがあるであろう「シーソー」です!これは少しブランコと似ている要素が多い遊具ですが、少しテイストが違ってくるのでこちらもご紹介します。

①上肢筋力と下肢筋力

ブランコと同じく上下に大きく動く中で、しっかりとつかまったり体を安定させておく上半身の筋力が必要不可欠です。また、シーソーの多くは下に着いた時に深く足が曲がるような高さです。そこからまた上に行くためには強く地面を蹴って上にジャンプしないといけません。

つまり連続でスクワットジャンプしているような状態です。しかも、全身の体重がかかるわけではないので、膝を痛めたりというリスクも少ないと考えられ、楽しみながら無限にスクワットが出来る優れた遊具なのです!!

②反応能力

こちらもブランコのように自分以外の物の動きにタイミングを合わせる事でリズム感覚が養われます。
加えて、シーソーは道具だけでなく人間の動きに合わせる必要があります。人間は動きに毎回ゆらぎがある程度あるので、毎回違うタイミングに合わせるような反応能力が養われる事になります。
バスケやサッカーなどのコンタクトスポーツのフェイントなどに比べるとかわいいものですが、小さな子供がそのような反応能力の基礎を身に着けるという意味では十分なものと言えるでしょう!

詳しく解説した動画をご紹介

いかがでしたでしょうか?

今回は公園で子供の運動神経UP?と題して、子供の運動能力を育ててくれる遊具をご紹介しました。

子供にとって何回も同じ動作を繰り返すいわゆる筋トレは、辛いし単調だしで、どうしても続けるのは難しかったりします。しかし子供はこのような遊びの中で、ちゃんと必要な運動を学ぶことが出来るのです!

ですから、家にこもりがちな子供と外遊びが好きな子供では、その数年間でかなり運動能力に差がついてしまいます。

ゴールデンエイジと言われる、5~12歳ころまでは、子供達は様々な動作や運動に触れてどんどん吸収させるべきです。偏った動作を繰り返すと怪我の原因になったり、実は不器用になってしまうという事も言われています。

休みの日は是非動画を参考にお子様と公園に1時間でもいいから遊びに行ってみて下さい♪

この記事を書いたトレーナー
奥村 和正

奥村 和正

小学校から中学高校を通し様々な運動を経験するが、特に部活動ではレギュラーに定着出来なかったりと運動に対し次第に挫折感やコンプレックスを覚えるようになる。 大学に入りスキーにのめり込み、就職をせずにスキー選手の道を志し、競技と本気で向き合う中でフィジカル・メンタルトレーニングや食事の重要性に 気づく。また自身もプロのトレーナーのパーソナルトレーニングを受ける中で、何故今まで自分が出来なかったのかという気づきを得ることに楽しみを感じるようになり、徐々に指導者を志すようになる。   子供時代に運動が「できない」という経験が、自分に自信がもてない等様々な事に影響を及ぼした自身の経験を元に、子供を中心とした運動指導を志す。   現在はスキー競技を離れ、都内スポーツ教室やスキーのレッスンにて指導現場に立つ。総合的な運動、水泳等、様々な指導を経験する。 またいわゆる「運動神経の悪い」子供や障害を持つ子供に対しての指導法に関しても学んでいる。 NESTAキッズコーディネーショントレーニング スキー指導員 「一人一人の現状や目線に寄り添い、できた!という成功体験に導けるよう楽しく指導していきます!」

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