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2020.12.09(水)  奥村 和正

逆上がり練習法

逆上がり練習法

こんにちは!キッズトレーナーのKAZです。

今回は子供が体育で躓く事の多い種目である「逆上がり」練習法について解説していきます。

コツ①:引きつけ

まず最初に逆上がりの攻略にとって一番大事なのはずばり

【筋力】

です!

ほぼパワーがものをいう種目です。

特に、腕の引く力が重要になります。

失敗例として代表的なのは、肘が伸びてお腹が鉄棒にくっつけておけないというパターンです。

これはコツというより、自重を支えておける腕や背中の筋力不足といえます。

なのでまずは引きつける動作をたくさん行って「引く」という動作自体、そしてその力をつけていく事が必要になります。

・タオルで綱引き
・お父さんの腕にぶら下がる
・重いものを持ち上げる

など、遊びや日常動作で習得することも可能です。

また、トレーニング種目としては「斜め懸垂」がおすすめです。

①鉄棒を肩幅で握り、足を鉄棒のまえに出します。
②背筋を伸ばして準備
③脇を締めて鉄棒を胸がつく所まで引っ張り体を持ち上げます
④10回繰り返します

これを毎日練習することで引きつけの力は格段に強くなります。

コツ②:蹴り上げる瞬発力

次に注目してもらいたいのは、足の蹴り上げ動作です。

お腹を鉄棒に引き付けておく力がついても、足が上に蹴り上げられなくては、さかさまに回転することはできません。

足は体の中でも一番重い部分ではあるので、少しでも鉄棒の真上より手前側に来るとあとは重さで勝手に回ってくれます。

ですので、高く足を蹴り上げる瞬発力や脚力が必要になります。

しかしこの蹴り上げ動作は、片足を蹴り上げながら反対の足で地面をジャンプするというとても複雑な動作になるのでこちらはコツが必要です。

お勧めの練習は足上げ腹筋です。

①体操座りの状態で、後ろに転がりましょう 
②その反動を使って「右‼左‼」とリズミカルに頭上にキックします。

これを繰り返す事で、まずは足を左右バラバラに蹴り上げる動作のイメージを作りましょう。

逆上がり練習法解説動画のご紹介

足上げ腹筋でキックのイメージがついたら、ジャンプも伴う形で練習しましょう。

ですが、これを文字で説明してもなかなかイメージがわかないと思います。

YouTubeチャンネルにて解説した動画があるので、そちらを参考に是非練習してみて下さい。

この記事を書いたトレーナー
奥村 和正

奥村 和正

小学校から中学高校を通し様々な運動を経験するが、特に部活動ではレギュラーに定着出来なかったりと運動に対し次第に挫折感やコンプレックスを覚えるようになる。 大学に入りスキーにのめり込み、就職をせずにスキー選手の道を志し、競技と本気で向き合う中でフィジカル・メンタルトレーニングや食事の重要性に 気づく。また自身もプロのトレーナーのパーソナルトレーニングを受ける中で、何故今まで自分が出来なかったのかという気づきを得ることに楽しみを感じるようになり、徐々に指導者を志すようになる。   子供時代に運動が「できない」という経験が、自分に自信がもてない等様々な事に影響を及ぼした自身の経験を元に、子供を中心とした運動指導を志す。   現在はスキー競技を離れ、都内スポーツ教室やスキーのレッスンにて指導現場に立つ。総合的な運動、水泳等、様々な指導を経験する。 またいわゆる「運動神経の悪い」子供や障害を持つ子供に対しての指導法に関しても学んでいる。 NESTAキッズコーディネーショントレーニング スキー指導員 「一人一人の現状や目線に寄り添い、できた!という成功体験に導けるよう楽しく指導していきます!」

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