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2020.11.03(火)  青木孝介

コアトレよりスポーツ動作の方が強度が高いと意味がない?

コアトレよりスポーツ動作の方が強度が高いと意味がない?

『スポーツをする人が鍛えている部位ランキング』堂々の第一位は “お腹” です。
よく『コア、体幹』と、呼ばれ『運動におけるその重要性が高い!』と認知されている様です。
 
なぜお腹が重要なのか?
その理由は『体の中心にある骨盤と背骨を安定させる』という重要な役割を担っているからです。
つまり、強い外力が掛かるスポーツの中で、安定した動作を行う為に、背骨や骨盤の安定性が非常に重要になるのです。
 
しかし、お腹を鍛える多くの人が陥っている “落とし穴” があります。
それはトレーニング中の負荷より、スポーツでの負荷の方が高いという罠です…
 

 

段階的コアトレーニング

コアトレーニング中のお腹に掛かる外力を「7」だとして、この負荷の中でどんなに長時間耐えられる体を作っても、スポーツで「10」の負荷が掛かかれば、一撃でその安定性は失われます。
つまり、スポーツの中で活きるお腹の安定性を作る為には、高い強度の中でコアトレーニングを行わなくてはならないのです。
 
基本的にはスポーツ競技は、試合など本気に近くなる程、その強度は高くなります。
この様な強度の高いスポーツの中で活きるお腹を作る為には、段階的にコアトレーニングの強度を上げていく必要があります。
 
少し専門的なお話になりますが、コアトレーニングを段階的に表現すると

LEVEL1 コアスタビリティ
LEVEL2 コアストレングス
LEVEL3 コアパワー

といった具合に、3段階のステップが存在します。
スポーツに活きる体を作る為には、このステップを踏む必要があります。
 
コアトレと言えば有名なエクササイズが「プランク」だと思います。
しかし、プランクをいくら長い時間できる様になっても、LEVEL1の中で体を鍛えているに過ぎないのです。
この段階的なコアトレーニングを踏まえて、スポーツの中で活きる体を作る事が非常に重要です。
 
 

コアパワーを鍛える

「コアスタビリティ」とは、プランクの様な持久的なコアトレーニングです。
「コアストレグス」は、クランチやレッグレイズなど筋肉の伸び縮みの負荷が掛かるコアトレーニングです。
そして「コアパワー」とは、より強い瞬発的な動作の中で、お腹を鍛えるコアトレーニングです。
 
例えば、この様なプランク姿勢からムチの様に体を上下に振るエクササイズ。
コアトレ
高いポジションから、一気に地面に向けて体幹部を落下させる事で、腰の反りを敢えて誘発します。
その勢いを腰が大きく反る手前で、お腹の力で止めるエクササイズです。
何度も素早く上下動を繰り返す事で、瞬発的な「コアパワー」を鍛えます。
 

これ以外にも様々なトレーニング方法がありますが、是非スポーツ競技のシーズンに向け体の仕上げに掛かっている方は「コアパワー」を鍛えるコアトレーニングを積極的に取り入れてみてください!
Personal Training Studio BUDDYで、毎週水曜日にオンラインのコアトレのクラスも担当していますので、興味がある方は覗いてみてください!
 
またThe Fit Netsと言うLIVE形式のオンライン動画配信サービスを提供しています。
是非、スポーツに繋がるコアを作りましょう!

この記事を書いたトレーナー
青木孝介

青木孝介

1988年静岡生まれ東京育ち 大手スポーツジムで10年間トレーニング指導。毎月100件以上のお客様のトレーニング指導を経験。 幼少期から水泳、野球、サッカー、テニス、陸上と様々なスポーツをかじる。競技能力を向上すべく思考錯誤をし筋力トレーニングに興味を持ち始める。しかし、「筋力トレーニングは筋肉を固くする、」という古い迷信を間に受け断念する。 高校時代に所属していた水泳部の大会でトップ選手との体格差にショックを受け、ようやく筋力トレーニングを始める。 筋力トレーニングを始めて数ヶ月で自由形のタイムが1秒短縮され、その効果を実感するも同時に引退の時期となり目標を失う。 大学に進学後、スキー競技にのめり込み、トレーニング熱にも再び火がつく。 数年後、高校時代の旧友と再会した際、友人達の衰えを目の当たりにし、トレーニングのアンチエイジング効果の凄まじさに気が付く。 自らトレーニングするだけでは飽きたらず、パーソナルトレーナー、スキー指導員の資格を取得する。しかし、必ずしも競技に直結しない身体造りに疑問を持ち始める。 様々な勉強していく内に、筋力増加以外にも身体に染み付いた動きを改善し、筋力の神経伝達の順序等を覚える必要性に気が付く。その頃FMSと出会い、FMS認定トレーナーの資格を取得する。 トレーニング指導のモットーは「目の前のお客様に尽くす事」

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