結果ではなく過程にコミットするパーソナルトレーニングジム。トレーニング未経験者大歓迎!/広尾駅・白金高輪駅。

2020.09.01(火)  奥村 和正

教え方が大事

教え方が大事

こんにちは!
キッズトレーナーのKAZです!

あっというまに8月が終わり、9月がはじまりました!
陽気も変わってきて夏の終わりを感じますね。

さて、夏休みなどで、お子様と遊ぶ機会も多かったことかと思いますが、
運動を教えることはあったでしょうか?

縄跳び、ボール遊び、鉄棒、身近にあるものや公園にある遊具などで体育で扱われる種目の練習もできるため、親御さんと一緒に遊びながら触れる機会が多ければ多いほど、上手になるのも早くなります。

ところが、たまに公園などでも目にする光景が

「違う!そうじゃない!」「だからこうだって言ってるでしょ!」

子供が怒られながら練習している姿。。。

ハッキリ言って絶対うまくならないですねこれは。

怒ってうまくなることは一ミリもありません。

今日は子供に対して指導を行う時に注意すべきポイントを簡単にまとめてみました!

是非お子様に運動を教える際にご参考にしてみてください。

とにかく褒めろ!!

まず一つ目のポイント。これは最重要と言っても過言ではないです。

それはとにかく「褒める」という事です。

褒めて褒めて褒めまくる!
これがめちゃくちゃ大事です。

まず子供に運動を教える時、その求めている運動というのは、大人がさせたいだけであって、子供はしたいわけではない、という事が大前提です。

例えば縄跳びでも、大人は前跳びの正しい回し方を教えたいかもしれないが、子供はこの手に持った面白そうな紐をただただ振り回したいかもしれないですよね。

つまり、子供には正しい運動を行う理由がそもそも無いのです。

なのに言われたようにできなかっただけで、怒られたらそんなの大人でも嫌じゃないですか??

だからとにかく褒める事を最初はモチベーションにしてもらう事が必要なんですね。

運動をやる事で「褒められる」という報酬をもらえる事をまずは子供に理解してもらう事が大切です。

褒められる事で子供の脳からもドーパミンという興奮ホルモンが出て、よりやる気になってくれます。

そして、最初は褒められるが目的であったものが、徐々に「出来る」という事に目的が変わってきます。

こうなってきたらこっちのものです!

少し難しい課題に自ら挑戦し達成する事の喜びを覚えた子供は言われなくても自分から頑張るようになります。

ここまで持っていくためにまずは褒めて褒めて褒めまくってモチベーションをつなげてあげるのがとても大切なんです。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ 」

かの連合艦隊司令長官、山本五十六の有名な言葉ですが
大人でも褒められるとモチベーションって上がりますよね。

感情コントロール能力がまだまだ未熟な子供ならそれは尚の事なのです。

具体的に褒めろ!!

とはいえ、ただただ褒めるだけではダメです。

間違った動きを反復すれば、その動きを体が記憶してしまうので
ある程度の正しいフィードバックが必要になります。

そこで意識してもらいたいのは

「具体的に褒める」

という事です。

では具体的に褒めるというのはどういうことかと言うと、

例えば縄跳びで言うならば、

「脇をしめて手首で紐を回せているね!」

「下を見ないで背筋を伸ばしてジャンプできてるね!」

「膝を伸ばしてつま先でジャンプできてるね!」

など、運動指導のポイントをそのまま褒めてあげましょう!

ここまで具体的でなくとも、どんなに小さいポイントでも構いません。

一つの褒めに対して、一つの改善点を付け加えてあげるのがセオリーとなります。

「○○がとてもよくできていたね!△△が□□になったらもっとかっこよくなるよ!」

といった感じです。

子供は頑張っている!!

そして、絶対に忘れてはいけないのは、

「子供は一生懸命やっている」

という事です。

まあ明らかにふざけていたら別ですが、
そもそも子供はわれわれが普通にできている身体運動を未経験な状態です。
色々な動きを一つ一つ経験し覚えていく段階なのです。

見たものを真似するのだって、簡単なことではありません。

目で見えてるものを脳で分析処理して、各筋肉に神経を通して指令が出せれます。

そもそも子供は大人に比べて認知能力もまだ未発達なので、複雑な動き程、真似するのも難しくなります。

体育種目やスポーツ動作のほとんどが、全身を連動させていろんな関節を同時に動かすので、いきなり理解することはとても難しい事なのです。

やりたいけど出来ないだけなのだ、という視点に立って子供に接するべきです。

このような前提に立っていたら、出来ないという事に対して「怒る」という選択肢は絶対に出てこないと思います。

※教室では公序良俗や道徳に反する行為や危険な行為は叱りますし、これは必要な事だと思います。

まとめ

というわけで、今回は簡単に運動の教え方について解説してきました。

指導論についてはまだまだ語り切れない部分があるので、またいつか私の指導メソッドを解説できればと思います!

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この記事を書いたトレーナー
奥村 和正

奥村 和正

小学校から中学高校を通し様々な運動を経験するが、特に部活動ではレギュラーに定着出来なかったりと運動に対し次第に挫折感やコンプレックスを覚えるようになる。 大学に入りスキーにのめり込み、就職をせずにスキー選手の道を志し、競技と本気で向き合う中でフィジカル・メンタルトレーニングや食事の重要性に 気づく。また自身もプロのトレーナーのパーソナルトレーニングを受ける中で、何故今まで自分が出来なかったのかという気づきを得ることに楽しみを感じるようになり、徐々に指導者を志すようになる。   子供時代に運動が「できない」という経験が、自分に自信がもてない等様々な事に影響を及ぼした自身の経験を元に、子供を中心とした運動指導を志す。   現在はスキー競技を離れ、都内スポーツ教室やスキーのレッスンにて指導現場に立つ。総合的な運動、水泳等、様々な指導を経験する。 またいわゆる「運動神経の悪い」子供や障害を持つ子供に対しての指導法に関しても学んでいる。 NESTAキッズコーディネーショントレーニング スキー指導員 「一人一人の現状や目線に寄り添い、できた!という成功体験に導けるよう楽しく指導していきます!」

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