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2020.03.07(土)  青木孝介

日本人女性に多い内旋型O脚とは?

日本人女性に多い内旋型O脚とは?

実は日本人の約8割はO脚と言われています。

 

よくO脚改善のネット記事なんかを見ると
「膝を閉じられる様に女の子座りの練習をしましょう!」

 

と書いてあったりします。

 

 

しかし!これを実践しても改善どころか悪化する可能性があるのです。
(もし実践している人がいたら残念!今日から頑張りましょう!)

 

実はガニ股の男性に多い外旋型O脚ではなく、女性に多い内旋型O脚というO脚が存在します。

 

 

内旋型O脚とは?


一般的に両脚を揃えた時に膝が指二本以上離れるとO脚!と判断されます。

 

O脚と言うと、股関節が外側に捻れてしまっているのではないか?と思うかもしれませんが、これは外旋型O脚です。
一般的には男性やご年配の方に多いタイプです。

 

 

一方で内旋型O脚とは、外旋型O脚同様に、両脚を揃えると膝が離れるですが、実は股関節が過剰に内旋(内側に捻れる)している事によって起きます。

 

股関節が内旋するとX脚になりますが、更に内旋をする事で関節の構造上、脚を揃えると膝が離れていく現象がおきます。
一般的には女性に多いタイプです。

 

 

つまり、内旋型O脚は股関節が過剰に内旋する事によって起こるO脚です。
内旋型O脚は、立ち姿勢ではO脚になりますが、動作をすると膝が内側に入ります

 

この股関節の過剰な内旋が原因となって起こる為、内旋型O脚の人が膝を閉じたり、女の子座りをするトレーニングを行う事はO脚の悪化を引き起こすのです。
 
内旋型O脚を治すためには、股関節の外旋のトレーニング、つまりお尻のトレーニングが必要になります。
 

 

日本人にO脚が多い理由

以前は「日本の床文化が影響しているんだ!」なんて言われたりもしていましたが、実は日本と同じ様な床文化の国でもO脚の人がほとんどいない国も存在します。

 

つまりは、この説は机上の空論でした。

 

 

諸説はありますが、
日本人の目立たない様にする内向的な性格が、つま先を内側に向けこの内旋型O脚を引き起こしているのではないのでしょうか?
日本舞踊でも、つま先を内側に向ける歩き方をしたりします。

 

内旋型O脚の改善方法は、動画をご参照ください!

この記事を書いたトレーナー
青木孝介

青木孝介

1988年静岡生まれ東京育ち 大手スポーツジムで10年間トレーニング指導。毎月100件以上のお客様のトレーニング指導を経験。 幼少期から水泳、野球、サッカー、テニス、陸上と様々なスポーツをかじる。競技能力を向上すべく思考錯誤をし筋力トレーニングに興味を持ち始める。しかし、「筋力トレーニングは筋肉を固くする、」という古い迷信を間に受け断念する。 高校時代に所属していた水泳部の大会でトップ選手との体格差にショックを受け、ようやく筋力トレーニングを始める。 筋力トレーニングを始めて数ヶ月で自由形のタイムが1秒短縮され、その効果を実感するも同時に引退の時期となり目標を失う。 大学に進学後、スキー競技にのめり込み、トレーニング熱にも再び火がつく。 数年後、高校時代の旧友と再会した際、友人達の衰えを目の当たりにし、トレーニングのアンチエイジング効果の凄まじさに気が付く。 自らトレーニングするだけでは飽きたらず、パーソナルトレーナー、スキー指導員の資格を取得する。しかし、必ずしも競技に直結しない身体造りに疑問を持ち始める。 様々な勉強していく内に、筋力増加以外にも身体に染み付いた動きを改善し、筋力の神経伝達の順序等を覚える必要性に気が付く。その頃FMSと出会い、FMS認定トレーナーの資格を取得する。 トレーニング指導のモットーは「目の前のお客様に尽くす事」

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