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2019.09.04(水)  奥村 和正

子供が必要とする体幹トレーニングとは!?

子供が必要とする体幹トレーニングとは!?

こんにちは!キッズトレーナー奥村です!
 
突然ですが皆さんは自分が何歳で歩けるようになったか覚えていますか!?
流石に覚えていないですかね笑
 
 
子供は産まれてから1歳までの間に約8割程度が歩けるようになると言われています。
 
これだけを聞くと、1歳を過ぎても独立歩行が出来ないと心配になったり、
1歳より前に歩くと自分の子はすごく運動神経がいいんじゃないか!?なんて一喜一憂したりするかもしれません。
 
 
しかし、実は子供が歩行に至るまでに経験する発達の流れには様々な運動機能を習得するために必要なプロセスが含まれているのです。

ハイハイの重要性

乳幼児が産まれてから歩行に至るまでに
仰向け姿勢、うつ伏せ姿勢、横向き(寝返り等)、おすわり、つかまり立ちなどの姿勢を経験します。
 
実はこの運動経験がとても重要でこの様な姿勢をとる事で
脊柱や各関節の基本的な運動習得をしているのです。
 
しかしながら昨今、日本人の暮らしの文化的背景が変わる事でこのような運動経験を十分に経ないで歩行まで至ってしまう子供が増えています。
 
例えば、核家族化が進み、小さい家屋に住む家庭が増えた結果子供がハイハイするスペースが無くなり、逆にすぐに何かにつかまる事ができ早い時期からつかまり立ちをするという事も珍しくありません。
 
結果として、ハイハイやうつ伏せ姿勢で覚えるはずの基本的な身体の使い方を習得しきれずに歩行に至ってしまう子供が多くなり、それが昨今身体の使い方が不器用な子供が増えている事に繋がっているとも言われています。
 
つまり逆に言えば、この時期に行う姿勢や運動を意識的に行い再学習する事で子供の運動能力がUPする可能性が高いという事です 。

プロアスリートも取り組む四つん這い運動

もともとこのような理論は理学療法士などの医療系のバックグラウンドを持った人たちが確立した手法でリハビリ等に応用されていましたが、
スポーツパフォーマンス向上にも有益なアプローチになりうるとして、最近ではこういった海外の理論を取り入れるスポーツジムやトレーナーが増えています。
 
サッカースペイン代表チームが取り入れているFMSや、砲丸投げの室伏選手の取り入れた「赤ちゃんトレーニング」で有名なDNSなどがそれです。

子供のための体幹トレーニング

しかしこのような体幹トレーニングをしたことがある方は分かると思いますが、これらはとっても地味でなかなかハードなトレーニングでもあります。
 
そこで最近子供の運動指導の現場で取り入れられているのが、これらの運動ドリルを動物に見立てて行う「アニマルムーブメント」と呼ばれる運動です。
 
あおむけ姿勢⇒じゃがいも
うつ伏せ姿勢⇒ワニ
四つん這い姿勢⇒いぬ・クマ
 
といったように遊びの中にコアトレーニングを組み込んだ運動ドリルです。
 
これらに取り組む事で、脊柱や各関節の動きを再学習する事ができ、体幹や四肢の筋力UPや全身の連動性を向上させる事が出来ます。
 
 
これらはご自宅などでも取り組んでいただけるので是非お子様と一緒に
「これは何の動物だと思う?」「こんな動きできる?」など遊びながらやってみるのをオススメいたします。
大人がやってもかなり疲れるので良い運動になりますよ♫
 
 
BUDDY Youtubeチャンネルではこのアニマルムーブメントを初・中・上級に分けていくつかご紹介していますので是非ご参考にしてみてください(^_^)
↓↓↓
 
身体の使い方が上手くなる「アニマルウォーク」

初級編 youtu.be/POdWgahqQTw

中級編 youtu.be/RWV5RlJoMQE

上級編 youtu.be/r__nNrdVEiE

この記事を書いたトレーナー
奥村 和正

奥村 和正

小学校から中学高校を通し様々な運動を経験するが、特に部活動ではレギュラーに定着出来なかったりと運動に対し次第に挫折感やコンプレックスを覚えるようになる。 大学に入りスキーにのめり込み、就職をせずにスキー選手の道を志し、競技と本気で向き合う中でフィジカル・メンタルトレーニングや食事の重要性に 気づく。また自身もプロのトレーナーのパーソナルトレーニングを受ける中で、何故今まで自分が出来なかったのかという気づきを得ることに楽しみを感じるようになり、徐々に指導者を志すようになる。   子供時代に運動が「できない」という経験が、自分に自信がもてない等様々な事に影響を及ぼした自身の経験を元に、子供を中心とした運動指導を志す。   現在はスキー競技を離れ、都内スポーツ教室やスキーのレッスンにて指導現場に立つ。総合的な運動、水泳等、様々な指導を経験する。 またいわゆる「運動神経の悪い」子供や障害を持つ子供に対しての指導法に関しても学んでいる。 NESTAキッズコーディネーショントレーニング スキー指導員 「一人一人の現状や目線に寄り添い、できた!という成功体験に導けるよう楽しく指導していきます!」

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