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2018.11.10(土)  榎本 茂樹

トレーニングのマンネリ化防止!!~自宅トレーニングでのプログレス法~

トレーニングのマンネリ化防止!!~自宅トレーニングでのプログレス法~

今回はご自宅でトレーニングを行っているというあなたに

そのトレーニングをより効果的・効率的に行うための

BUDDY式マル秘メソッドを教えてしまいます!!

 

実は、トレーニングは、身体に同一の負荷・刺激をかけ続けるような

変化の乏しいトレーニングだとそのトレーニング効果が

頭打ちになってしまうのはご存知だったでしょうか?

 

これが俗に言う

【プラトー】

というやつです。

 

プラトー:

「一時的な停滞状態のことを言う。おもに筋力トレーニング時の停滞期を指す。」

 

何故このような事が起こるかと言うと、

それは人間に備わっている

【ホメオスタシス】

という機能によるものと言われています。

 

このホメオスタシスにより、人間の身体は

特定の抵抗に対して順応しようと働きます。

これが正常に働くことにより、

我々は温度や湿度等の外部環境に適応できたり

もする訳です。

すごい機能ですね!!

 

しかし、トレーニングにおいては、

この機能がプラトーを引き起こしてしまう

原因になるのです。

 

トレーニングには

【過負荷の原理】

というものがあります。

 

過負荷の原理:

「トレーニングの効果を得るためには、通常体験しているよりも高い負荷で運動を行う必要がある」

 

つまり、日常体験しているより高い負荷で

トレーニングは行わないとそもそも意味がないのです。

 

しかし、同じトレーニングを行っていると、

 

最初はそれが過負荷になり、トレーニング効果を得られる

続けていくうちにホメオスタシスが機能する

それにより、このトレーニングは日常生活の一部だと体が誤認識

効果が出なくなる=プラトー

 

といった感じで効果が出なくなります。

 

ある時点で過負荷となっていたトレーニングも身体が適応した後は、

過負荷とならなくなってしまうんですね。

 

そのため、トレーニングでは、

【漸進性の原則】

に従い、低重量から高重量に、

単純なものから複合的なエクササイズへと

トレーニングを変化させていく必要があります。

身体にとって過負荷となるように定期的に

その内容を変化させなければならないという事です。

 

漸進性の原則:

「トレーニングにおいては、優しいものから難しいものへ、弱いものから強いものへ、と徐々に質や量を高めていくことが大切である。」

 

まあでも、

「言うは易く行うは難し」

ですよね。

 

トレーニングジム等の設備が整っている所だと、

単純に重量を増やすことで、強度は簡単に上げることができますが、

ご自宅のトレーニングでは、中々そうはいかないと思います。

ではどうするか、ですが、

これはちょっとしたコツで解決できちゃいます。

そのコツをよく覚えておいてください!!

 

コツ①:おもりを身につける

コツ②:乗ったり押さえたりしてもらう

コツ③:片側だけでエクササイズを行う

コツ④:体の向きを変える

 

以上がコツになります。

簡単ですね(笑)
特に意外と盲点で大事なのが③、④になります。

これを知ってれば結構メジャーな種目は家でも強度を

かなり上げられます。

 

例えば③ですが、スクワットで考えてみると

わかりやすいです。

両足で行っていたのを、片足で行えば良いのです。

片足がきつければ、前後に足を開いて

所謂ランジスクワットという形で行ってみてください。

大分スクワットより強度が上がるはずです。

 

次に④ですが、これは腕立て伏せで考えてみましょう!

足を椅子等に乗せて高くして腕立て伏せを行います。

そうすると胸や腕にかかる負荷がグンっと上がるはずです。

 

下記動画ではこのコツに基づいて、

スクワットの自宅でのプログレス方法をご紹介しています。

是非参考にしてみてください。

よりイメージが湧くと思います。

 

 

このようにプラトーを防ぐためには、

強度を上げるコツを知っておく必要があります。

また、同じ部位を使うトレーニングでは、

同一種目を複数回繰り返すよりも、

複数種目のエクササイズを取り入れた方が

筋力やパワーが向上するとも言われています。

 

もし、あなたが、ご自宅で単にスクワットや腕立て伏せを

日課として繰り返しているだけであれば、

そこに今回ご紹介したコツを加えてみてください!

きっとトレーニング効果が変わります!!

この記事を書いたトレーナー
榎本 茂樹

榎本 茂樹

フリーランスのトレーナーとして、マイナースポーツ選手やスポーツ愛好家、スキーメーカーチームの陸上トレーニングを指導する一方、 銀座の超高級ジムにて各界のVIPのトレーニングやストレッチを担当しながら、独立を決意。 自身のスポーツ経験としては、早稲田大学入学を機にスキー競技にはまる。 大学卒業後に大手企業に入社するも、スキー選手活動の本格化に伴い退社。 幼少から競技に打ち込んでいた選手と渡り合い、成績を上げていくためにオフトレーニングの重要性を痛感し、 選手として、自身がウェイトトレーニング、ファンクショナルトレーニング、SAQトレーニング、 プライオメトリクス等様々なトレーニングメソッドを実践しながら学ぶ。 そして、選手活動を維持する為に、様々な職種に従事してきた中で、トレーナー職に大きな期待を込めて専門知識を習得する。 その後、ストレッチ専門店での実務経験を経て、スキー選手を引退し現在に至る。 「人が上達する姿を見ることに喜びを感じます。お客様の目標に寄り添って一人でやるとツラかったり、 地味で続けにくいトレーニングを、楽しく”効率的に”できるように指導していきます。

榎本 茂樹のトレーナー紹介ページへ →

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