結果ではなく過程にコミットするパーソナルトレーニングジム。トレーニング未経験者大歓迎!/広尾駅・白金高輪駅。

2017.08.12(土)  青木孝介

『日本人の筋トレをしない習慣』 ~サニブラウン・ハキーム選手の活躍を観て~

こんにちは!
トレーナーの青木です!

世界陸上でサニブラウン選手が
200Mで決勝に進出🏃

メダルには及ばなかったものの
歴代最年少での決勝進出という
素晴らしい結果を残しました!

そんな活躍を観てトレーナーとして
思った事があるので少し長いですが
お話ししたいと思います。

【サニブラウン選手の取り組み】

ネットニュースのコメント欄をみると

「18歳でこの記録は素晴らしい‼︎」

「3年後東京五輪に期待‼︎」

「名実共に競走馬のようだ‼︎」

と賛辞の声が上がる一方で、

「日本人のDNAではない…」

と言った意見がありました。

サニブラウン選手は
元サッカー選手のガーナ人の父
元陸上選手の日本人の母を持つ
正に”サラブレッド”です。

しかし
どんな才能がある選手でも
人知れぬ努力無くしては
ここまでの活躍はできません。

秋からはアメリカの大学への
進学が決まっているそうですが

高校卒業後
「海外選手の練習を学びたい」と
どこにも所属せず1人海外に
武者修行に出たそうです。

そこで
練習法の違いを目の当たりにし
動きの基礎を改善し
ウェイトトレーニングも導入し
体重を5㎏増量しました。

正に”文武両道”です。

そんなサニブラウン選手は
リオ五輪の代表選考で怪我に泣き
「怪我をして人と同じ事を
していては駄目だ」と感じ
取り組み方を変えたそうです。

まだまだ海外トップ選手と比較すると
圧倒的に線が細いですが
2年前の写真と比較すると
体格が変わったのがわかります。

【ウェイトトレーニングと日本の習慣】

日本では昔からよく

「海外選手とは体格が違う」

「そもそも遺伝子が違う」

と言い、何故か身体作りを積極的に
取り組んでいる海外選手との差を
“DNAのせい”にする習慣があります。

技術練習だけで差を埋められない
としたらウェイトトレーニングを
取り組む必要があります。

あの競泳の北島康介選手も
シドニー五輪の時に
海外選手との体格差を感じ
本格的にウェイトトレーニングを
導入し世界の頂点に立ちました。

しかし日本では
一部のトップアスリートや
トレーニング知識の浅い指導者の影響で

「筋トレは身体を硬くする」

「筋トレしたら怪我をしやすくなる」

「筋トレしたら動きが悪くなる」

と言った全く根拠のない迷信が
まだまだ根強く残っています。

【ウェイトトレーニングの恩恵】

ウェイトトレーニングを闇雲に
行ってしまうと確かに怪我に繋がる
可能性はあります。

何故なら
ウェイトトレーニングも
他のスポーツ同様に
技術が必要だからです。

正しく行う必要があります。

コアトレーニングが流行っていますが
「パワートレーニング以上にハードな
コアトレーニングは存在しません」

サニブラウン選手も
「筋力がついてブレが無くなった」
と発言していました。

そして
正しく身体の強化をする事で

「身体の可動域の向上ができる」

「怪我をしない身体を作れる」

「身体の動きが良くなる」

と言った効果が期待できます🏋️

これはパワー系のスポーツでも
技術系のスポーツでも
変わらないことだと思います。

【トップアスリートは賢い】

サニブラウン選手は
まだまだ受け答えを観ると
幼さを感じる部分はありますが
自己分析やトレーニングへの
取り組み方の考えを聞くと
「賢いなぁ」と感心します。

やはり才能があっても
自分で判断して行う頭がないと
トップアスリートにはなれない
のだなと感じました。

2020年東京五輪では
ジャスティン・ガトリン選手の様な
体格になってメダルをとる姿を
期待したいと思います🏅

そしてもっと正しい身体作りが
浸透する様に情報発信を
続けていきたいと思いました!

ありがとうございましたm(_ _)m

 

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この記事を書いたトレーナー
青木孝介

青木孝介

1988年静岡生まれ東京育ち 大手スポーツジムで10年間トレーニング指導。毎月100件以上のお客様のトレーニング指導を経験。 幼少期から水泳、野球、サッカー、テニス、陸上と様々なスポーツをかじる。競技能力を向上すべく思考錯誤をし筋力トレーニングに興味を持ち始める。しかし、「筋力トレーニングは筋肉を固くする、」という古い迷信を間に受け断念する。 高校時代に所属していた水泳部の大会でトップ選手との体格差にショックを受け、ようやく筋力トレーニングを始める。 筋力トレーニングを始めて数ヶ月で自由形のタイムが1秒短縮され、その効果を実感するも同時に引退の時期となり目標を失う。 大学に進学後、スキー競技にのめり込み、トレーニング熱にも再び火がつく。 数年後、高校時代の旧友と再会した際、友人達の衰えを目の当たりにし、トレーニングのアンチエイジング効果の凄まじさに気が付く。 自らトレーニングするだけでは飽きたらず、パーソナルトレーナー、スキー指導員の資格を取得する。しかし、必ずしも競技に直結しない身体造りに疑問を持ち始める。 様々な勉強していく内に、筋力増加以外にも身体に染み付いた動きを改善し、筋力の神経伝達の順序等を覚える必要性に気が付く。その頃FMSと出会い、FMS認定トレーナーの資格を取得する。 トレーニング指導のモットーは「目の前のお客様に尽くす事」

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