こんにちは!
ストレッチトレーナーの津田です。
今回は、身体作りやダイエットにおいてオススメしたい「バターコーヒー」(MCTオイル入りコーヒー)」について書きたいと思います。
MCTオイルとは~MCTオイルの役割~
MCTオイルとは、
【Medium Chain Triglycerides】
和訳すると
【中鎖脂肪酸】
です。
一般的な油(長鎖脂肪酸)に比べ素早くエネルギーとして使われ、体脂肪を優先的にエネルギーとして燃やしてくれます。
MCTオイルの効果を最大限に享受するには
「空腹(胃が空っぽ)の状態で飲むこと」
そして、
「飲んだ後は固形物とくに糖質は控えること」
です。水はたくさん飲みましょう。
そうすることで、体内の糖質が枯渇した状態でMCTオイルの中鎖脂肪酸が体脂肪を優先的にエネルギーとして使ってくれます。
ここで、身体に糖質を入れてしまうと効果が下がってしまいもったいないので、飲むタイミングと前後の過ごし方(食べない時間を作る)も意識し、効果を最大限に高め効率的に体脂肪を燃やしましょう。
MCTオイルの実践的摂取方法
MCTオイルのオススメの摂取方法は
「バターコーヒー」
です。
バターコーヒーとは、ブラックコーヒーにMCTオイル(大さじ2〜3杯)とグラスフェッドバターもしくはグラスフェッドギー(大さじ1〜2杯)を入れて、ミキサーなどで撹拌(かくはん)すること、要は激しめにかき混ぜる事です。
MCTオイルとバターとブラックコーヒーをしっかりと混ぜ合わせる事で
【ミセル】
という腸管から吸収されやすい状態となり、体脂肪がエネルギーとして優先的に使われやすくなります。
その際、重要なポイントがあります。
混ぜ合わせる際、スプーンでかき回すだけでは不十分であり、ミキサーなどでしっかりと撹拌すること。そうする事により、分子レベルで混ぜ合わせられ、ミセル化します。
また、使用するバターも
「グラスフェッドバター」
もしくは
「グラスフェッドギー」
を使用する事が重要です。
グラスフェッドとは、餌が牧草のみで育てられたということ。
スーパーなどで簡単に手に入る普通のバターはほぼグレインフェッドで、トウモロコシや大豆などの穀物で育てられたという意味です。
グラスフェッドバターとグレインフェッドバターで何が違うのか?
まずグラスフェッドバターには、
【不飽和脂肪酸】
が多く含まれています。
不飽和脂肪酸とは、消化吸収や代謝が早く、体脂肪になりにくい性質を持っています。
一方、グレインフェッドバターには
【飽和脂肪酸】
が多く含まれており、これは身体に蓄積しやすく太りやすい油です。
また、ビタミンAやKなどの栄養素の含有量もグラスフェッドの方が優れています。
グラスフェッドバターが無い場合は、バターは入れずに「コーヒーとMCTオイル」を混ぜ合わせるだけでもOK、中鎖脂肪酸による効果は得られます。
MCTオイルの実際のメリット
私は1日1.5〜2食(昼食軽めと夕食)であり、朝食は食べずに朝はこのバターコーヒーを朝食代わりに摂る事が多いです。
「1日2食?3食が健康じゃないんですか?しっかりと朝食は食べた方が良いんじゃないですか?」
と、思う方もいるかと思いますが、私は1日3食は食べ過ぎだと思っています。
(※1日の食事回数については、また別の機会に書きたいと思いますので、今回は割愛します。)
このバターコーヒーを飲むとかなりの満足感を得られ、空腹感はあまり感じません。
この空腹感を感じない事に、私はいつも
「MCTオイル(中鎖脂肪酸)が体脂肪をエネルギーとして使ってくれているんだなぁ」
と、感じています。
また、固形物を食べない事により消化器官も休まるので頭もスッキリと冴え、身体を動かす運動だけでなく、脳のパフォーマンスも高まります。
「頭(脳)を使うには糖が必要でしょ?」
と思われる方は、是非一度だまされたと思って試してみて下さい。
食生活サイクルの中にこのMCTオイルを上手に取り入れる事で、余分な体脂肪が減り「ダイエット」や「心身のパフォーマンスUP」において大変効果的です。
興味のある方は、参考にしてみて下さい。