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2018.05.05(土)  青木孝介

パフォーマンス向上という視点からみた『 トレーニングをインターバルを挟んで複数セット行う理由 』とは?

パフォーマンス向上という視点からみた『 トレーニングをインターバルを挟んで複数セット行う理由 』とは?

筋力トレーニング行う時
同じ種目を1セットだけで終わりにしないで複数セット行っていると思いますが、何故複数セット行うのかを

 

“パフォーマンスを向上させる”

 

という視点で考えてみたいと思います。

 

 

複数セットを行うメリットはズバリこの2つです。

 

① 筋力を向上させる

② 動作を身体に覚え込ませる

それぞれを少し詳しく解説していきます。

 

 

 

【 複数セットで “強度” をあげる 】

 

やはり複数セット行う事のメリットとして直ぐに思いつく事は

 

『 運動の “” が増える事によって “筋肉にダメージ” を与える事 』

 

であると思います。

 

いわゆる “強度” をあげる手段として複数セット行います。

 

 

強度上げる方法は

 

□ 負荷を増やす

□ 回数増やす

□ インターバルを短くする

 

など様々な方法がありますが負荷が上がれば上がるほど1セットでこなせる回数には限界があります。

 

 

そこで複数セットを行う事により総回数稼ぎ、筋肉にダメージを与え“筋力アップ“ に繋げます。

 

 

 

【 動作を潜在意識に刷り込ませる

 

以前潜在意識と顕在意識のお話をしましたが、人の行動の約9割は潜在意識の中で行われていると言われています。

 

大会や試合などでスポーツを高いレベルで行う時、細かな身体の動作を意識する事は非常に困難で、大部分の動作は無意識の潜在意識の中で行われています。

 

 

つまりスポーツ動作中で高いパフォーマンス発揮する為には

 

何も考えなくても質の高い動きができる!

 

というレベルまでトレーニングや競技練習を行なって動作を身体の潜在意識の中に刷り込む必要があるのです。

 

ほとんどの人が自転車に乗ったことがあると思いますが、

ギア付の自転車に乗ってギアをMAXにすると、早く走るという結果を得る為に意識的に “漕ぐ” という動作に力を注ぐと思います。

 

しかしその後ギアを一気に軽くすると、意識して“漕ぐ”という動作を行わなくても脚が “無意識” に回転します。

 

人は強度が高い中で身体に意識的に刷り込ませた動作は、強度が下がると“潜在意識”の中で動作することが可能になるのです。

 

スポーツ動作でもトレーニングを敢えて高強度で行うことで、その動作を身体に刷り込ませることができるのです。

 

しかし

気をつけなければいけないことは、強度を上げれば上げるほど正確に動作することが困難になります。

トレーニングで動作を無視してその強度をこなす事は

 

正確でない動作を身体に刷り込ませている

 

可能性があります。

 

つまり

トレーニングをスポーツパフォーマンスの向上に繋げることを考えると、

 

高強度だけど、正確に動けなければ意味が無い

 

極端に全く意味が無いかと言われたらそうでないかもしれませんが、筋力をつけるだけではなく正確な動きを身体に覚え込ませる事を考えて行うことで、スポーツパフォーマンス向上に繋がる質の高いトレーニングができます。

 

 

 

【 まとめ 】

 

トレーニングをインターバルを挟んで複数セット行う理由は

筋力を向上させる
動作を身体に覚え込ませる

 

です。

 

何セットやりましょう!という決まりはありませんが時間と体力があれば、複数セット繰り返して身体を疲労させて動きを身体に刷り込ませましょう。

量と質の両方をあげ、昨日よりも少しでも高いレベルの身体を手に入れる為に取り組んでいただければと思います。

 

パーソナルトレーナー青木孝介

 

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この記事を書いたトレーナー
青木孝介

青木孝介

1988年静岡生まれ東京育ち 大手スポーツジムで10年間トレーニング指導。毎月100件以上のお客様のトレーニング指導を経験。 幼少期から水泳、野球、サッカー、テニス、陸上と様々なスポーツをかじる。競技能力を向上すべく思考錯誤をし筋力トレーニングに興味を持ち始める。しかし、「筋力トレーニングは筋肉を固くする、」という古い迷信を間に受け断念する。 高校時代に所属していた水泳部の大会でトップ選手との体格差にショックを受け、ようやく筋力トレーニングを始める。 筋力トレーニングを始めて数ヶ月で自由形のタイムが1秒短縮され、その効果を実感するも同時に引退の時期となり目標を失う。 大学に進学後、スキー競技にのめり込み、トレーニング熱にも再び火がつく。 数年後、高校時代の旧友と再会した際、友人達の衰えを目の当たりにし、トレーニングのアンチエイジング効果の凄まじさに気が付く。 自らトレーニングするだけでは飽きたらず、パーソナルトレーナー、スキー指導員の資格を取得する。しかし、必ずしも競技に直結しない身体造りに疑問を持ち始める。 様々な勉強していく内に、筋力増加以外にも身体に染み付いた動きを改善し、筋力の神経伝達の順序等を覚える必要性に気が付く。その頃FMSと出会い、FMS認定トレーナーの資格を取得する。 トレーニング指導のモットーは「目の前のお客様に尽くす事」

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