結果ではなく過程にコミットするパーソナルトレーニングジム。トレーニング未経験者大歓迎!/広尾駅・白金高輪駅。

2018.03.07(水)  青木孝介

《筋トレの動きを競技に似た動きに近付け過ぎてはいけない?》

本日は筋力トレーニング🏋️において

「 競技の動きに近いから 」

という理由でだけでエクササイズを選ぶ事は競技能力向上どころか

“マイナスになることもある”
というお話をしたいと思います。

少し具体例をあげると…

□ 競技で使う可動域だけでの筋力トレーニング

□ 競技に近いスタンスでの筋力トレーニング

□ 重りを持ってのスイング動作等実際の競技動作に負荷を掛ける

※ ここでいう筋力トレーニングは主にレジスタンストレーニングを指しています。

この様なトレーニングを行なっている人考えを持っている人は意外と多いのではないでしょうか?

しかし

この様なトレーニングを行う事は非常に危険であり「 競技能力の低下にも繋がりかねません。」

【 筋トレはあくまでも “補強” 】

筋トレをしたからといって競技が上手くなるなんてことはありません。

いくら卓越したトレーニーでもその競技をやった事がなければその競技は上手くなりません。

競技の技術練習と筋トレは別物です。

筋トレはあくまでも、 技術練習の中だけではできない動きを習得する為に

「 使えていない筋肉や弱い筋肉を
強化する為の “補強” 」

なのです。

競技練習だけでは身に付かない部分があるからこそ

競技練習とは別に筋トレを行なった方がはるかに効率良く競技能力向上に繋がるのです。

「 筋力や動作の向上を図って技術練習の中で動きの幅を広げることが非常に大切なのです。」

【 競技動作に近付ける事の罠 】

それでもなんとなく筋トレを競技動作に近付けた方が、競技能力向上に繋がる気がします。

しかしどうでしょうか?

競技動作に似ている筋力トレーニングであっても

「 実際の競技で掛かる外力の方向や量は全く異なる場合がほとんどです。」

つまり競技動作に負荷を掛けて行う事は変なクセが身体に残り競技能力低下に繋がりかねません。

また、苦手なある動作を習得する上で使えていない筋肉を強化する為にその動作だけを行なっても、その筋肉は使える様にはなりません。

例えば…
お尻の筋肉が使えていないランナーがいるとしたら、

走る動作をやめてお尻の筋肉を鍛えるトレーニングを徹底的に行う事で走る動作の中でもお尻の筋肉の動員率も増やす事が可能になります。
(動作の中で使える様に鍛える必要性はあります)

つまり「 筋トレでは競技とは違う動きをするからこそ意味があるのです。」

もし競技動作に近付けたいのならその競技の技術練習をするべきです。

【 筋トレを競技の動きに近付けない 】

以上の様な理由で筋力トレーニングをする中で競技動作に近づけないで動きに関しては全く別物としてトレーニングを行うべきです。

筋力トレーニングはあくまでも競技の技術練習の中だけでは習得できない動きを覚える為の”補強” なのです。

競技の動きにとらわれずまず身体の動作に問題がある時は身体の弱点を洗い出し動きの修正を図ることが重要です。

そして”新しくなった身体” を使って競技の技術練習の中で競技に必要な動きを習得していきましょう❗️

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この記事を書いたトレーナー
青木孝介

青木孝介

1988年静岡生まれ東京育ち 大手スポーツジムで10年間トレーニング指導。毎月100件以上のお客様のトレーニング指導を経験。 幼少期から水泳、野球、サッカー、テニス、陸上と様々なスポーツをかじる。競技能力を向上すべく思考錯誤をし筋力トレーニングに興味を持ち始める。しかし、「筋力トレーニングは筋肉を固くする、」という古い迷信を間に受け断念する。 高校時代に所属していた水泳部の大会でトップ選手との体格差にショックを受け、ようやく筋力トレーニングを始める。 筋力トレーニングを始めて数ヶ月で自由形のタイムが1秒短縮され、その効果を実感するも同時に引退の時期となり目標を失う。 大学に進学後、スキー競技にのめり込み、トレーニング熱にも再び火がつく。 数年後、高校時代の旧友と再会した際、友人達の衰えを目の当たりにし、トレーニングのアンチエイジング効果の凄まじさに気が付く。 自らトレーニングするだけでは飽きたらず、パーソナルトレーナー、スキー指導員の資格を取得する。しかし、必ずしも競技に直結しない身体造りに疑問を持ち始める。 様々な勉強していく内に、筋力増加以外にも身体に染み付いた動きを改善し、筋力の神経伝達の順序等を覚える必要性に気が付く。その頃FMSと出会い、FMS認定トレーナーの資格を取得する。 トレーニング指導のモットーは「目の前のお客様に尽くす事」

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