結果ではなく過程にコミットするパーソナルトレーニングジム。トレーニング未経験者大歓迎!/広尾駅・白金高輪駅。

2019.07.03(水)  奥村 和正

子供が取り組むべき運動~神経を繋ぐ【コーディネーション】~

子供が取り組むべき運動~神経を繋ぐ【コーディネーション】~
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こんにちは!
BUDDYキッズトレーナーの奥村です。

最近はオリンピックチケット当選の投稿でタイムラインが賑わっていましたが、
いよいよという感じでとても開催が楽しみですね。

メダル獲得云々もそうですが、選手達が途方も無い時間をかけて積み上げてきた、世界最高峰の技術見れることはとても刺激的ですよね。

そんな格好いい選手は子供達の憧れの的。あんな風になるためには早くからそのスポーツの練習をしなきゃ、と思うかもしれませんが果たして競技の練習をたくさんする事が競技力向上に直結するのでしょうか。

発育に合わせたトレーニング

人間は生後12ヶ月で座る、立つ、歩くなどの基礎的・普遍的な運動を身につけます。

その後、身体の発育に合わせてより高度な動作(走る、跳ぶ、掴む、投げる、回る等、、、)を身につけます。
5歳児前後は急激に神経が発達していくので、早い時期から専門種目を取り入れると急激に上達し技術的に非常に高い能力は身につきます。

ですが、この神経が著しく発達する時期にオススメなのが「コーディネーショントレーニング」と言われるものです。

コーディネーション7つの能力

これは基本となる七つの要素【リズム・バランス・連結・反応・変換・定位・分化(識別)】から構成されており、これらをコーディネーション能力と呼びます。

状況を目や耳など五感で察知しそれを頭で判断し具体的に筋肉を動かすといった一連の過程をスムーズに行う能力です。

【コーディネーション7つの要素】

・定位能力――いわゆる空間把握能力。

・連結能力――身体の部位を繋げ一つの動きに連動する能力

・バランス能力――身体を移動させるために重心を安定させる事と、重心を崩して元に戻す能力

・反応能力――外部の刺激に対して反応して動作する能力

・リズム能力――強弱などの周期的な反復や身体の動きを周期的な流れの中で行う事でスムーズで効率的な動きを作り出す能力

・分化(識別)能力――各能力を組み合わされた運動を使って課題を正確に実行する能力。ボディイメージなど。

・変換能力――変化する状況にそれぞれの能力を選択適合させる能力。物事の先読みやフェイントなど。

運動神経はつくるもの

スポーツなどで「あの人は身のこなしがうまい」「状況判断が良い」といった表現や、子供達においては「バランスをとるのがうまい」「リズム感がある」などと表現されることがありますが、このような動きに隠されているのがコーディネーション能力といえます。

このコーディネーショントレーニングのメニューは多岐にわたり、「遊び」を取り入れたものやコミュニケーション能力が必要なものまであります。

このような様々な運動を経験する事で、変幻自在に身体を操作できるようになり、将来あらゆるスポーツに適応できるようになるのです。

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この記事を書いたトレーナー
奥村 和正

奥村 和正

小学校から中学高校を通し様々な運動を経験するが、特に部活動ではレギュラーに定着出来なかったりと運動に対し次第に挫折感やコンプレックスを覚えるようになる。 大学に入りスキーにのめり込み、就職をせずにスキー選手の道を志し、競技と本気で向き合う中でフィジカル・メンタルトレーニングや食事の重要性に 気づく。また自身もプロのトレーナーのパーソナルトレーニングを受ける中で、何故今まで自分が出来なかったのかという気づきを得ることに楽しみを感じるようになり、徐々に指導者を志すようになる。   子供時代に運動が「できない」という経験が、自分に自信がもてない等様々な事に影響を及ぼした自身の経験を元に、子供を中心とした運動指導を志す。   現在はスキー競技を離れ、都内スポーツ教室やスキーのレッスンにて指導現場に立つ。総合的な運動、水泳等、様々な指導を経験する。 またいわゆる「運動神経の悪い」子供や障害を持つ子供に対しての指導法に関しても学んでいる。 NESTAキッズコーディネーショントレーニング スキー指導員 「一人一人の現状や目線に寄り添い、できた!という成功体験に導けるよう楽しく指導していきます!」

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